有限会社なかのり工務店｜静岡県磐田市

先日放送された「クローズアップ現代」では、明治から令和まで五つの時代を生き抜いた“明治人”の一人、114歳の女性医師へのインタビューが印象的でし彼女の語る言葉には、長い人生の重みと、時代を越えてきた力強さがにじみ出ていました。

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（コメントより）
臨場感あるインタビュー114歳とは思えないほどしっかりとした受け答えで、当時の記憶を鮮明に語る姿にインタビューの臨場感か伝わり驚きと敬意を感じました。当時、大正時代で彼女が医師を志した女性進出の空気や、戦争を迎え医師が戦地に行く中地元をお年寄りの医師とふたりで何でも治療をして地域のために働いたそんな戦火を乗り越えた経験が、言葉の一つひとつに深みを与えてくれました。番組の最後、夢を尋ねられた彼女が「戦争も何もかも越えてきた。もうちょっと長く生きたい。それだけ」と語った場面は、静かでありながら深い感動を呼びました。長い人生を生き抜いた人の言葉には、何よりも説得力があります。

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（私見）
長い人生を生き抜いた人の言葉には、何よりも重みと説得力があります。人生の苦しさよりも、生きることの価値や喜びを見出していて例えば日々の小さな幸せや、人とのつながり、朝の光や風の匂いといった、何気ない瞬間がどれほど尊いかを知っているからこそ出てくる言葉ではないかなあと思いました。さらに“それだけ”と言われた思いはいわゆる欲望ではなく、ただ“存在し続けたい”という純粋な願いであり若い頃の夢や目標とは違い、人生の終盤においては「生きていること」そのものが目的になる。これは、人生のエピローグにしか語れない、重みのある哲学であると思います。とても勉強になりました。