なかのりさんの散歩道

2025大阪・関西万博、夢洲の朝に始まる、万博の記憶!

2025-09-23
[建築人の視点]
ゲート前既に2.5時間待ちふと後ろを振り返ると…
大人気の海外パビリオンの外観を大屋根リングの上から
一周2㎞の大屋根リングの下が唯一陰の休憩場
半年間の開催と言われた万博も残り3週間。きっと混むだろうと予想して、まだ空がほんのり明るくなり始めた頃、早朝6時5分に夢洲駅に到着したのですが、すでに長蛇の列が…。最後尾にたどり着くまでに10分ほど歩き、そこから入場の9時まで、ひたすら座って待つ“忍耐タイム”の始まりです。とにかくすごい人だかり後から聞くと23.1万人の入場者があったとのこと。

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(豆情報)
2025年大阪・関西万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」人間の「いのち」に焦点を当て、持続可能で多様性に富んだ未来社会を共に創造していこうという願いが込められており具体的には、以下の8つのサブテーマが設定されています。
〇いのちを知る…生命系全体の中で位置づけられているかを見つめ直す。生命科学や自然との関係性を通じて、本質を探る。
〇いのちを育む…宇宙・海洋・大地に宿るあらゆるいのちのつながりを感じ、共に守り育てる。
〇いのちを守る…災害や感染症などの危機に直面する中で、互いを認め合いながら多様ないのちを守る社会のあり方を考える。
〇いのちをつむぐ…「食べる」という行為を通じて、人と自然、人と人とのつながりを紡ぐ。
〇いのちを拡げる…AIやバイオ技術などの革新が人や生物の機能・能力を拡張し、いのちの可能性を広げる。
〇いのちを高める…遊び・学び・スポーツを通じて、生きる喜びや楽しさを感じる場を創出。共創によっていのちを高め合う。
〇いのちを磨く…自然と調和する芸術や文化の形を追求。未来の輝きを探る。
〇いのちを響き合わせる…自然と調和する芸術や文化の形を追求。未来の輝きを探る。
この万博では、世界中の国や地域、企業、団体が集まり、それぞれの視点から「いのち」と未来社会についての提案を行っています。テクノロジー、アート、医療、環境など多様な分野が交差する場となっており、訪れる人々が自分自身の生き方や社会のあり方を見つめ直すきっかけに…。公式キャラクター「ミャクミャク」も「いのち」の流れやつながりを象徴する存在との事。

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(私見)
1970年に開催された大阪万博(日本万国博覧会/EXPO'70)の時は小学校低学年であのシンボルの「太陽の塔」とアポロ12号が持ち帰った「月の石」を見に行くことができなかった。それから55年がたったとなった今回は一度は見ておきたいの一心で出かける機会を得ました。人混みの中ではあったがサウジアラビア館・インド館・スペイン館・トルコ館・モナコ館…と10館ほど
駆け足で内覧しそれからはゆっくりと歩きながら外観を楽しみそして大屋根リングを3/4周歩くころには脚がパンパンにでも、胸の中には満ち足りた気持ちが広がっていた。あの長い待ち時間も、混雑も、疲れも、すべてがこの体験の一部だったのだと思うと、不思議とも一度来たいと愛おしく感じます。やはり目で見て身体で感じて体験することはやっぱり財産となりますね。( ´艸`)


有限会社なかのり工務店
静岡県磐田市福田181-1
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1.建築工事一般

静岡県知事許可
般-3第27678号

 
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