なかのりさんの散歩道
高市氏は自民党初の女性総裁となり、日本の憲政史上初の女性首相誕生の可能性か!
2025-10-05
[建築人の視点]
自民党総裁選で高市早苗氏が小泉進次郎氏との決選投票を制し、見事勝利をした。高市氏は選出後の演説で「自民党の新しい時代を刻んだ」と語り、「全員参加でないと自民党を立て直せない。働いて、働いて、働いて、働いて、働いていく」と強い決意を示しました。「解党的出直し」を掲げ、旧来の自民党政治からの脱却と言われたが経済安全保障の強化、物価高対策と中小企業支援、外交・防衛政策の推進と政策方針を唱えているがこれからが本人が言われたように大変である。記者からのインタビューに的確に凛としてこたえる様は頼もしさを感じました。女性の活躍が当たり前とされる時代ですから期待したいものである。これで今月中旬に召集される臨時国会で首相に指名される見通しとなった。この流れで、日本初の女性首相誕生となるか日本中が注目です。
また同日、静岡にて建築家・安藤忠雄氏による講演会が開催された。開口一番、氏は「建築は終わった!」と衝撃的な言葉を放ち、会場の空気を一変させた。続けて、「これほど建設コストが高騰しては、家など建てられない。職人の工賃は安く、担い手もいない。どうにもならん」と、現代の建築業界が抱える深刻な課題を率直に語った。しかし、安藤氏は悲観に留まらず、「だからこそ、自分自身を磨き、クライアントから自然と声がかかるような存在にならなければならない。自らの力で上り詰め、しっかりと経営が成り立つようにせんといかん」と、力強いメッセージを送った。ユーモアを交えながら語る“安藤節”は健在で、会場は笑いと共感に包まれた。講演会中の撮影は残念ながらNG。講演は実質45分間にわたり、建築の未来と若手へのエールが凝縮された濃密な時間となった。 (公益社団法人静岡県建築士会 主催講演会より)

